花育
花育とは?
心や体が疲れていたり、落ち着かないときに、緑や花に触れることで癒されることってありますよね?このような植物の癒し効果を、小さな子供さんにも取り入れることを、農林水産省が推奨しています。
それが「花育(はないく)」なのです。
“花育(はないく)とは、「花を教材に生命や個性について、子供などに考えてもらう活動」を指し、「食育(しょくいく)」「木育(もくいく)」に続く、教育的な要素を盛り込んでいる。農林水産省の定義によると「花卉(かき)の多様な機能に着目し、教育、地域活動に取り入れること」とある。”
引用元:Wikipedia|花育
JFPC(財団法人日本花普及センター)の調査によると、花には以下の3つの生理・心理的効用があると認められています。
●色・形による効用
鎮静作用/高揚作用/心身の疲労回復/集中力向上など
●香りによる効用
鎮静作用/高揚作用/心身の疲労回復/集中力向上/免疫機能向上など
●触れ合いによる効用
精神的・身体的発達/社会的・感情的成長/創造力向上/コミュニケーション能力向上など
※園芸やフラワーアレンジメントなどの共同作業を通しての効果
岡山県農林水産部農産課・
岡山県花き消費拡大実行委員会
主催の花育事業
7月1日 保育園にて 【参加者】年長・年中
【事業のねらい】
*岡山県で生産している花を知ってもらうこと
*花の茎・太さ・香り・カットした時の手ごたえ五感で植物を観察しながらフラワーアレンジメントを制作して達成感を感じてほしいこと
*お家の方にプレゼントをして喜んでもらって、
自信を付けてもらうこと
*花の管理をしながら生命を感じてほしいこと
ひまわり面白アレンジメント
ひまわりに目・口をつけました。
お花に顔を作ることに、子供達はびっくりして、想像力と制作意欲がわいてくるのを感じました。
のびのびした元気が出てくるフラワーアレンジメントができました。
子供たちに花育を通して伝えたいこと
それは花を通して命の大切さや、個性を大切にすること、そして、生活の中に身近に花を感じてもらうことです。感受性が豊かな子供時代に、花に触れ合うことで、情緒面や、その後の生活面で良い影響を及ぼすことが知られています。生涯を通して、花を愛でる、花や緑に癒され、生活に取り入れる価値観を感じてもらえれば、と思っています。